ベトナムで映画を観る方法って?約330円で映画鑑賞ができるって素敵♡2023年版映画館攻略法!【ホーチミン:Cinestar Hai Bà Trưng】

みなさんは、海外で映画館に行ったことがありますか?

国や地域によっては日本よりも先に公開されている映画もあり、一足先に気になる映画を観られるという特徴があります✨

 

2023年現在、日本では映画1作品につき大人1,800円前後ですが…。

海外によっては、日本よりもはるかに安く映画を観られる国もあるのです。

それが、ベトナム!

今回は、ベトナム・ホーチミンで実際に映画鑑賞をしたリポをお届けします✉

ホーチミンの映画館事情って?

海外で映画を観るとなると気になるのが、

✅チケットの買い方
✅上映している映画の確認方法
✅映画館の仕組み

ですよね。

 

筆者も例外ではなく、ネットでかなり調べてから映画館に向かいました😂

基本的にベトナムの映画館は、日本の映画館と同じ仕組みです。

とはいえ、「分からなかったら店員さんに聞けばいいや!」ということで、早速近くの映画館へ💨

ちなみに、ベトナムの映画は

・ベトナムの映画
👉音声:ベトナム語、字幕:英語

・ベトナム以外の海外映画
👉音声:外国語、字幕:ベトナム語

となっているようです。

 

基本的に【音声:ベトナム語、字幕:英語(もしくはその反対)】が多いらしく、多少英語ができれば問題なさそうです🙆

 

ホーチミンで映画を観てみた

この日はホーチミン滞在最終日。

お昼12時にホテルをチェックアウトし、23:55のフライトまでかなり時間があったので「せっかくだし!」と映画を観ることにしたんです。

 

30度の気温の中、外を歩くのも億劫…。そんな時は日本より安く観られる映画がかなりオススメです!

 

Cinestar Hai Bà Trưng

(2023年3月撮影)

今回やってきたのは、サイゴン中央郵便局から徒歩6分のところにある「Cinestar Hai Bà Trưng」です。

繁華街からもすぐのアクセスなので、便利な立地もいいですね🙆

この日は平日の14時ごろ訪れたのですが、地元の若者を中心に、劇場が3~4割埋まるほどの来場者がいました。

 

カップルや若い女子グループ、家族連れなど客層は様々です!

上映している映画はどうやって確認する?

日本では、該当の映画館HPをみれば上映している映画が確認できますよね。

ベトナムの映画館も例外ではなく、見たい映画館の公式サイトに飛べば、上映中の映画が確認できます。

※ベトナム語と英語が選択可能
引用:http://cinestar.com.vn/

とはいえ、これを見ても良く分からない!という人もいることでしょう。

実は上映中の映画は、Google MAP から簡単に見れちゃうんです。

(日本映画の上映も多数ありました✨)

時間もしっかり記載されているので、時間に合わせて映画館に向かうことも可能です!

 

Google MAP しか勝たん♡

もちろん映画は上映時間と同時に上映が開始されますが、いざ映画館に着くと記載されている時間とは異なっている、という場合もあるので…。

余裕をもって映画館に行くことをおすすめします💡

案の定、この日見たい映画の記載されていた上映時間と、映画館で実際に上映されている時間が異なっていたので、店員さんに聞くことにしました😂

最終手段は飾ってある
\ポスターを指差す!w/

基本的に店員さんの中には、必ず英語を喋れる人がいるので「この映画を観たい!」と伝えれば、あとは店員さんがチョイチョイ~っと、パネルを操作してくれます🙆

オンライン予約をしている場合は機械で発券できるようですが、素直にカウンターで購入するのがベターかもしれません。

チケットとドリンクを購入

(2023年3月撮影)

見たい映画を逃したので、他の映画を観ることに。

時間帯的にちょうど良い上映時間の映画がなかったので、上映して10分くらいの映画を観ることにしました。

チケット購入の際に席も一緒に決めます。【E34】などシート席を英語で言えばOKです🙆

「ドリンクはいかがですか?」と言われ、日本の映画館では考えられない価格帯&サイズ感に惹かれ「ください!」と即答。

基本炭酸系のジュースとオレンジジュースの取り揃えで、この日は「スプライト(35K)」をチョイス✨

サイズは特に聞かれませんでしたが、体感的に【Lサイズ】くらいのドデカイカップがやってきました😂

さすが海外サイズは違うな~~~。

2023年3月現在、チケットは大人1枚65k(3月の火曜日価格)でした。

イベントや日程によっては安くなる、などあるかもしれませんが、それでも日本円で約330円ほどで映画を観られるので、映画好きの方には本当にオススメです。

チケットの料金

▽3Dは少しお高めです。

引用:http://cinestar.com.vn/rapvagia/667c7727-857e-4aac-8aeb-771a8f86cd14

 

チケットを片手に、早速劇場へと向かいます。

席と劇場の様子

館内は2階建てで、こじんまりとしていますが地元感が溢れていてどこか落ち着く雰囲気でした。

早速指定された座席に着席!

日本ではスクリーンが観やすい真ん中あたりの席が人気のイメージがありますが、ベトナムの映画館は後ろの席が人気のようでした。

みんな目がいい(?)のか、遠くから観たいのかな?😂

私はちょうど真ん中から観たい派なので、上映時間後のチケット購入にも関わらずすんなり真ん中に着席。

ラッキー★

また、日本の映画館は硬く無機質な座席が多いですが、ベトナム映画館の座席は、1人1人の席が広くクッション性もあり、とっても座り心地がよかったです✨

 

ドリンクホルダーは自分で下げる作りになっています。「あれ、ドリンクどこに置こう?!」とあたふたしないように注意💡

ちなみに劇場内は…かなり寒いです!

帰国する際に着る予定で持ってきたニットの長袖を着ても「まだ寒い!」と感じるほどだったので、上着や羽織ものは持って行った方がよさそうですね。

上映中の様子

もちろん映画中に撮影はできないので、電源をオフにして映画鑑賞に集中します。

ただ、映画館内に【撮影禁止・マナーモードに】のような張り紙はなく、Google MAP を見てみても…。

みんなめちゃくちゃ映画撮影しとる!!!💥

ということで、日本ほど撮影や録音は厳しく規制されていないのかもしれません。

 

とはいえ、映画上映前のCMを逃してしまったので、そこで撮影・録音禁止の注意喚起が言われていた可能性もあるので注意です。

上映中「日本とはかなり違うな!」と思った一番の特徴は、観客の反応でした。

おもしろい場面があると「アハハハハ!」と豪快に笑ったり、手をたたいて愉快そうだったりと、映画を楽しんでる!感が凄かったです。

(笑い声が聞こえたら「ここがベトナム人のツボなのか…」と勉強にもなりました😂)

クスっと笑えるシーンや、おちゃらけた登場人物が恋愛系のことをすると笑い声が起きているような印象でしたよ。

今回観た映画は…
『Siêu Lừa Gặp Siêu Lầy』

ベトナムに来たからには、ベトナムの映画を観なきゃもったいないですよね。

ということで今回は、2023年3月3日に公開されたベトナム映画『Siêu Lừa Gặp Siêu Lầy』を観ることに💡

予告編はこちら👇

引用:https://www.youtube.com/watch?v=kdn0xrDf8tY

お金持ちを騙してお金を稼いでいた詐欺グループの1人『Mr. Tu』は、とある場所で借金まみれの青年『コア』に出会う。

コアは観光地で「食べ物を恵んで」と観光客を騙しながら生活していたが、プロの詐欺師である『Mr. Tu』には、その嘘が見抜けた。

すぐさま逃げ出そうとする『コア』だが、生活に困っていたので『Mr. Tu』が所属する詐欺グループへの加入を申し出る。

グループには、容姿端麗な『Mr. Tu』の他に、色々な役を器用にこなす女性『ゴック』と、ITに強い『ナムおじさん』がいて、合計3人で色々な詐欺を働いていた。

引用:https://vi.wikipedia.org/wiki/Si%C3%AAu_l%E1%BB%ABa_g%E1%BA%B7p_si%C3%AAu_l%E1%BA%A7y

彼らは様々な過去を持っており、心に闇を抱えていた。
だが「血はつながっていなくても、みんな家族」と、日々の生活を楽しんでいた。
ある日、初めての任務に成功し気をよくした『コア』は、「これまで以上の金額詐欺をしよう!」とみんなを鼓舞。

しかし『Mr. Tu』だけはそれに反対。
「俺が信用できないってことだな!」と怒る『コア』と、喧嘩する2人を止める『ゴック』『ナムおじさん』

『コア』の真剣なまなざしに折れた『Mr. Tu』は、結局その作戦に乗ることに。

しかし、ここで『Mr. Tu』が危惧していた結末が…。

ネタバレありのあらすじ続き

ベトナムでかなり有名な化粧会社の女社長を狙って詐欺をする彼らですが、結局最初から「詐欺だ」ということがバレていた模様。

作戦が成功しみんなでアタッシュケースを開けると、一番上だけ本物のお札で、それ以外は全部紙だった…。

追ってきた女社長とその手下に追い詰められた彼らの後ろは、崖。

絶対絶命のピンチ!その時『ナムおじさん』「私の命1つで勘弁してくれませんか」と提案する。

その挑発に乗ってしまった手下の1人は、なんと『ナムおじさん』のお腹をさしてしまった!

「もうだめだ」と悟った『Mr. Tu』たちは、崖から海に飛び込む。

『ナムおじさん』がさされ、お金もなくなり『Mr. Tu』はこの作戦を提案した『コア』に怒りの矢を向ける。

家族のように一緒に生活していた『コア』をグループから脱退させ、ボロい船を用意し「どこかへ行け」と一蹴。

だが、ここで終わる彼らではなかった!

その後決意したかのように戻ってきた『コア』「あの女社長を痛めつけてやろう」とグループのみんなを鼓舞する。

幸い傷が致命傷にならなかった『ナムおじさん』も、ITや技術面で彼らに貢献。

女社長の会社が開催する大々的なイベントでこれまでの女社長の悪態をさらし、社会的抹殺に成功したのだ!

結局お金は手に入らなかったが『ゴック』が女社長の車からすくねた宝石があり、ニンマリとする彼ら。

その後『コア』は無事家族がいる家に戻れ、そこに『Mr. Tu』が訪れる。

「財布がない!」と騒ぐ『Mr. Tu』のポケットに入っていたのは、意味ありげなメッセージだった…。

 

日本で公開はないにしても、動画配信アプリなどで観られたらいいな!

初めてベトナム映画を観た率直な感想は…。

引用:https://ilike.vn/so-ke-tai-sac-nhung-anh-tu-trong-vbiz-moi-nguoi-mot-ve-muoi-phan-ven-muoi-tW6330.html

主人公かっこよすぎるだろ!!!!💥

この方『Bui Anh Tu』さんという俳優さんで1993年生まれの29歳(2023年3月現在)だそうです。

この映画を観て「ベトナムもやっぱりアジアなだけある、日本人に似たビジュアルの人が多い」と思いました。

その中でも『Bui Anh Tu』さんは、K-POP風の色白可愛い部分もありつつ、目鼻立ちがくっきりしていて映画映えする、まさに”容姿端麗さ”がズバ抜けていました✨

これまでベトナムの芸能界はほとんど知りませんでしたが、これを機に色々調べてみよう!と思ったほどです(笑)

映画の内容に関しては、よくあるスパイ映画だよな…というのが率直な感想ですが、コミカルだったりシリアスだったりというコロコロ変わる俳優さんたちの演技のおかげで、とても楽しく観られましたよ✨

 

ネタバレあり映画の感想

新たなメンバーが加わったことで、これまでよりも詐欺行為の幅が広がった。その後成功を重ね自信をつけて、チームのリーダーと衝突しつつも自分の作戦を遂行させる、というのもなんだかありきたりだし「俺は止めたのに、お前の考えのせいで●●が死んだ(重症)だ!」というのも、王道の流れだな~と感じてしまいました。

一度メンバーが脱退するものの、やっぱり思い立って、結局は悪を倒す!そして、この物語があるような含みをエンディングに持ってくることで「この後どうなるの?!」といったワクワク感を促す。
スパイ映画のめちゃくちゃ王道な流れですよね(笑)

「ちょっとは違うテイストを入れてくるかな?」と待っていたのですが、強いて挙げるなら…女社長が初めから詐欺と気づいていて、逆にだましていたシーンが伏線回収的に流れた時に「おっ!最近流行ってる伏線系ね」と感心したところかな…。

なんでも、現地では脚本に問題があるから、と公開日がどんどん延長され、当初はお正月に公開予定だったものの、2023年3月3日に公開されたそうで
その話を聞いて、なおさら「ああ…」と納得してしまいました😂

 

カフェが常設されている!

(2023年3月撮影)

驚いたのは、映画を観終わった後や待ち時間にゆったりとできるスペースがあることでした!

みなさん、映画を観終わった後はこのスペースで雑談をしている印象。

まさに人と話すのが好きなベトナム人の文化を表しているようです。

(2023年3月撮影)

そして、まさかのカフェも常設されているのです!

(むしろこのスペースがカフェの座席なのかも?)

▽外からも入れる模様。

(2023年3月撮影)

 

カフェ大国・ベトナムならではですね!

私はというと、大荷物&ドデカイスプライトがかなり残っていたので、20分ほどスペースで休憩。

ちなみに、映画館内にはお手洗いもしっかり完備されています(カウンターの向かって左側)。

しっかり休息も取れたし、次の目的地へ向かいますか💨

ホーチミンで映画を観た感想

引用:https://vi.wikipedia.org/wiki/Si%C3%AAu_l%E1%BB%ABa_g%E1%BA%B7p_si%C3%AAu_l%E1%BA%A7y

今回、初めてベトナム・ホーチミンで映画を鑑賞しました。

結論「かなり最高な時間」を過ごせたと思います✨

まず何よりチケットがかなり安いし、涼しいし、思っていた以上に清潔だし!

席も1席1席が広く「静かに落ち着いた空間で映画を観る」という日本の雰囲気から一転。

「映画を楽しみながら観る」というベトナムならではの空気感も心地よかったです。

はじめは怖気づいてしまうかもしれませんが、カウンターで店員さんに声をかければ、とりあえずはなんとかなります😂

フライトまで時間があるときや、それこそ映画を観たいとき、地元・ベトナム人の生活の一部を味わいたい時にはおすすめですよ♪

Cinestar Hai Bà Trưng
店舗情報

Cinestar Hai Bà Trưng
住所:135 Hai Bà Trưng, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 70000, Vietnam
営業時間:10時~22時
定休日:なし
アクセス:サイゴン中央郵便局から徒歩6分
公式サイト:http://cinestar.com.vn/

この体験で使えるベトナム語

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(トムンダチョノイ)
席を予約したいです。



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